10月15日に開催された
「ビブリオバトル首都決戦2011 鹿児島県予選」
そこで、鹿児島県代表として参加していただいた野間 和奏さんから大会の様子をレポートしていただきました。
以下の文章は、野間さんのレポートです。
10月30日(日)に東京・秋葉原で開催された「ビブリオバトル首都決戦2011」に鹿児島県代表として出場してきました!今回の大会参加にあたり、初めての東京だったので、当日の朝は無事に会場に到着できるのかがとても不安でした。会場についてすぐ準決勝があり、私はAグループのメインステージでの発表となりました。
私が首都決戦で紹介した本は、ビブリオバトルin鹿国大 体験版でも紹介した『匂いをかがれるかぐや姫』という本です。首都決戦に参加するにあたってどんな本を紹介しようかと悩んだ時に、鹿児島で初めてビブリオバトルに参加しようと思った時にすぐこれを紹介しよう思った本だったので、強い思い入れがあり、この本で勝負してみようと思いました。
この本は、日本の代表的な昔話を15種類ぐらいの翻訳機にかけて英文にし、その英文をまた複数の翻訳機にかけて再翻訳したらそのような面白い日本昔話になるのかという本です。日本語と英語のズレから来る面白さが体験できると思います。普通に読んでも面白いですし、なぜそのような変な文になるのか探求してみるのもいいと思います。ぜひ「ことば」の面白さを体験してみて下さい。
発表自体は、観客の多さに緊張してしまい頭が真っ白になって、とても早口になってしまったなど反省点がたくさんあり、満足できる発表ではなかったのですが、他の出場者の方たちの発表を聞いてみて、同じ本を紹介するにしても、人によって様々な紹介の仕方があり、5分という限られた時間のなかでの発表構成の仕方や表現の仕方、話し方など、観戦しているだけでも学ぶことが多くとても勉強になりました。
また、全国の大学生・院生の方たちとお話する機会というのは日常生活ではあまり体験することができないので、貴重な体験となりました。本を通しての交流を深めることができ、たくさんの本について知ることができました。この大会で出会った本を大切にしたいと思いました。
文章:ビブリオバトルかごしま 野崎 里菜
レポート:鹿児島国際大学3年 野間 和奏
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